妊娠中 旅行 気を付けること【医師監修】時期・持ち物・注意点まとめ

✅いつなら旅行に行ける？ ベストな時期や注意点を詳しく解説

✅万が一のトラブルに備えて 持っていくべき持ち物リスト

✅快適な旅にするための 移動手段別の注意点や服装の選び方

✅先輩ママの体験談 から学ぶ、旅行中のリアルな声

☆妊娠中の旅行で起こりうるリスク☆

• 切迫早産・切迫流産
  長時間の移動や慣れない環境での生活は、体に負担がかかり、切迫早産や切迫流産のリスクを高めます。
• エコノミークラス症候群
  飛行機や新幹線など、長時間同じ姿勢でいることで、血栓ができやすくなり、エコノミークラス症候群を引き起こすことがあります。
• 感染症
  妊娠中は免疫力が低下しているため、感染症にかかりやすくなります。
• 転倒・ケガ
  お腹が大きくなると、バランスを崩しやすく、転倒やケガのリスクが高まります。

☆妊娠中の旅行で気を付けるべき安全対策☆

• かかりつけ医に相談
  旅行前に必ずかかりつけ医に相談し、許可を得ましょう。
• 無理のない計画を立てる
  移動時間や観光時間を短めにし、こまめな休憩を取りましょう。
• 体調管理を徹底する
  水分補給をこまめに行い、バランスの取れた食事を心がけましょう。
• 感染症対策をする
  マスクの着用や手洗いを徹底しましょう。
• 動きやすい服装と靴を選ぶ
  お腹を締め付けない服装や、歩きやすい靴を選びましょう。
• 緊急連絡先を控えておく
  旅行先の医療機関や緊急連絡先を事前に調べておきましょう。

☆旅行前の体調チェックポイント☆

• かかりつけ医の許可を得る
  妊娠中の旅行は、必ずかかりつけ医に相談し、許可を得てから計画しましょう。医師は、あなたの体調や妊娠経過を考慮し、適切なアドバイスをしてくれます。
• 体調に不安がないか確認する
• 発熱、腹痛、出血など、体調に少しでも不安がある場合は、旅行を延期または中止しましょう。
• 母子手帳を持参する
• 母子手帳は、妊娠経過や健康状態を記録した大切なものです。万が一のトラブルに備えて、必ず持参しましょう。
• 必要な薬を持参する
• 普段服用している薬や、医師から処方された薬がある場合は、忘れずに持参しましょう。
• 緊急連絡先を控えておく
• 旅行先の医療機関や緊急連絡先を事前に調べておき、万が一の事態に備えましょう。

母子手帳

妊娠中の経過や健康状態が記録されている母子手帳は、旅行先で体調を崩した場合や、医療機関を受診する際に役立ちます。

医師にあなたの状況を正確に伝えることができ、適切な処置を受けることができます。

健康保険証

医療機関を受診する際に必要です。

万が一、旅行先で入院や治療が必要になった場合、健康保険証があれば自己負担額を抑えることができます。

診察券・お薬手帳

かかりつけの病院の診察券やお薬手帳も持参しましょう。

服用中の薬やアレルギーの情報などが記載されており、医師が適切な判断をするのに役立ちます。

緊急連絡先リスト

万が一の事態に備え、緊急連絡先をリスト化しておきましょう。

家族や友人、かかりつけ医の連絡先だけでなく、旅行先の医療機関や救急車の番号も控えておくと安心です。

その他

• 現金: クレジットカードが使えない場所もあるため、ある程度の現金を持っておきましょう。
• 携帯電話: 緊急時の連絡手段として、必ず充電を満タンにして持っていきましょう。
• 筆記用具: 何かメモを取りたい時に便利です。

クッション

長時間の移動や観光で疲れた体をサポートしてくれます。

腰や背中に挟むクッションや、足枕などがあると、より快適に過ごせます。

着圧ソックス

足のむくみを軽減し、血行を促進する効果があります。

長時間の移動や立ちっぱなしが多い場合は、特におすすめです。

スリッパ

ホテルや旅館でリラックスする際に便利です。

使い慣れたスリッパを持参すると、より快適に過ごせます。

保湿クリーム

妊娠中は、肌が乾燥しやすくなります。

こまめな保湿ケアで、肌のトラブルを防ぎましょう。

その他

• マスク: 感染症予防や、乾燥対策に役立ちます。
• 除菌シート: 手やテーブルなどを清潔に保つことができます。
• 冷え対策グッズ: カーディガンやストール、腹巻きなど、体温調節できるものを用意しておきましょう。
• 軽食: 小腹が空いた時に食べられるように、おにぎりやパン、果物などを用意しておくと便利です。

妊娠中に服用可能な薬

• 吐き気止め: つわりがひどい場合は、医師に相談の上、吐き気止めを処方してもらいましょう。
• 便秘薬: 妊娠中は便秘になりやすいので、医師に相談の上、便秘薬を処方してもらいましょう。
• 痛み止め: 頭痛や歯痛など、我慢できない痛みがある場合は、医師に相談の上、妊娠中でも服用できる痛み止めを処方してもらいましょう。

妊娠中に服用を控えるべき薬

• 風邪薬: 風邪薬の中には、妊娠中に服用できない成分が含まれているものがあります。
• アレルギー薬: アレルギー薬の中には、胎児に影響を与える可能性があるものがあります。
• 漢方薬: 漢方薬の中には、妊娠中に服用すると流産や早産を引き起こす可能性があるものがあります。

つわり

妊娠初期に多いつわりですが、旅行中の移動や環境の変化によって悪化することがあります。

吐き気や嘔吐がひどい場合は、無理せず休憩を取り、水分補給をしましょう。

また、飴やガム、炭酸水などを用意しておくと、症状を和らげるのに役立つことがあります。

お腹の張り

長時間同じ姿勢でいることや、歩きすぎなどによって、お腹が張ることがあります。

お腹が張ったら、横になって休みましょう。

また、温かい飲み物を飲んだり、カイロをお腹に当てたりするのも効果的です。

出血

少量の出血であれば、安静にして様子を見ましょう。

しかし、出血量が多い場合や、腹痛を伴う場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

破水

破水した場合は、すぐに横になり、救急車を呼びましょう。

破水した状態で長時間放置すると、感染症のリスクが高まります。

その他

その他にも、頭痛、めまい、動悸、息切れなどの症状が現れることがあります。

これらの症状が現れた場合は、無理せず休憩を取り、水分補給をしましょう。

症状が改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。